そもそも異臭の原因は?
シンクの下から異臭がする…特に夏場に多くなる異臭問題ですが、夏限定というわけではございません。これから大掃除をはじめるご家庭も多いと思います。そこでなぜ臭うのか、比較的多い臭いの原因4パターンをご紹介いたします。
①シンク下のカビや雑菌の繁殖が原因
②配管に隙間が生じている可能性
③排水管が汚れていて詰まってしまっている
④配管の何処かが不良
以上が比較的多い原因の4パターンです。
カビや雑菌の繁殖が原因
カビや雑菌が繁殖すると、臭くなることが多々あります。
洗濯機の中に洗濯物を濡れたまま放置しておくと、雑巾の臭いのような嫌な臭いがしてきませんか?
実はこれも洗濯物にカビや雑菌が繁殖している証拠なんです。洗濯機と理屈は同じで、シンクの下に湿気がたまると、そこにカビや雑菌が繁殖し臭くなってしまうんです。
【対処方】
まずは、いま発生しているカビ・雑菌を退治すること。カビ・雑菌を新たに発生させないようにすること。が急務です。その為には、正しい清掃方法を学び実践する必要があります。
【用意する物】
・食器用塩素系漂白剤
・雑巾
・ゴム手袋
【手順】
①ゴム手袋を装着し換気をしっかり行う
②漂白剤を雑巾につけてシンク下を全体的に拭きあげる
③全体を拭いた後、水拭きをして漂泊の臭いを取る
④乾かして終了
※シンク下の扉を閉めないように注意
【ポイント】
湿気をため込まないように天気が良い日などは扉を開けて除湿剤を置いておく。以上が大きなポイントとなります。除湿剤なんかは100円均一で購入した物でも十分です。
配管に隙間!?
配管の接続部分に隙間が空いていると、下水道の臭いが漂ってきてしまいます。
一度、物を全部取り出してご確認ください。
いかがでしょうか?隙間が開いてたりしませんか!?
【対処方】
問題が隙間とわかっているのであれば、埋めてしまえば解決です!防臭ゴムや排水溝補修テープ、パテなどで臭いの元を塞いでしまいます。
【用意する物】
1.補修テープ
2.防水ゴム
3.パテ
【手順】
補修テープの場合
①配管周りの汚れを落とす(濡れている場合はしっかりと乾かす
②テープで隙間を埋める
防水ゴムの場合
①排水管を外す
②防臭ゴムを装着
③排水管を戻す
※防臭ゴムのサイズを図ってから購入しましょう
パテの場合
①汚れを落とす
②パテで隙間を埋める
※隙間が出来ないようにしっかり埋めるのがポイントです
排水管の詰まりが原因
排排水管に詰まる元となるのが、食品カスと冷え固まってしまった油です。なかなか自分では掃除が難しいと思いますが、まずはこの方法を試してみて下さい。ダメなら業者に相談です。
【用意する物】
1.重曹
2.お酢
3.歯ブラシ
【手順】
①ゴミ請けを抜いて洗う
②排水溝にたっぷりの重曹を流しこむ
③重曹の上からお酢をかける
④5分以上おいて待つ
⑤お湯をかけて重曹とお酢を洗い流す
※しっかり流さないと白く残るので注意が必要
おわりに…
シンクからのニオイ対策はいかがでしたか?その他にも色々と対策方法はあるみたいです。上記方法を試してみてしっくりこない場合時は他のやり方も実践してみてください。他にも簡単に出来る事で、排水溝のゴミ請けにアルミホイルを丸めて置いておくと消臭・抗菌効果が期待できるのでヌメリ等の対策には良いかもしれません。