VISION & メッセージ

新しい住生活価値を提供するための
アスティークの活動報告と今後のビジョンについて

年始より積極的な展開を実施した、 2011年を振り返って。

2011年は昨年後半より推し進めていた多数の新築分譲プロジェクトを年明けと同時に公開・販売するという勢いのあるスタートを切ることができました。
日本経済全体においても、住宅産業が活発に機能することは重要な意味を持つ中で、より積極的に事業展開を仕掛けていくことはアスティークにとって、また市場にとっても大切な時期だと感じていただけに、前年から一つひとつ進めてきた準備が功を奏し、良い流れを作り出すことができたのだと思います。

ひとつのマイルストーンとなった 大型分譲プロジェクト。

その中でも東京都昭島市の新築分譲プロジェクト『スマイルタウン昭島10期・11期』の83棟現場は今年の大きな事業計画のひとつであり、1月の販売開始から好評をいただいております。

点在する6つの街区からなる本プロジェクトは、当初1年半の販売期間を予定していましたが、東京多摩地区ならではの暮らしやすい環境と、住まうご家族のコミュニケーションを豊かにするプラン設計などの総合的な特長、コンセプトが多くのお客様に共感いただき、予定を大幅に上回る早期完売を達成しようとしています。

83棟というスケールの街づくりも、アスティークが手がけた物件の中でも最大級の規模となり、今後も大型分譲プロジェクトを拡大していく上で大きな手ごたえを感じています。 また同時に、アスティーク独自の大型現場開発の早期ノウハウ化、一つひとつのスキームの確立、事業を成長させられる人材の育成など、具体的な課題も見えてきました。

手ごたえを実感した現場企画力。

大型分譲プロジェクト以外にも、全13棟からなる『スマイルタウン小平15期』は、分譲地開発企画力の真価が問われた大きなチャレンジとなりました。 本現場は開発上のさまざまな法規制や制約条件が重なり、一般的に住宅地には適さないとされる非常に特殊な物件でしたが、単に駐車場や倉庫として利用するだけでなく、そこに分譲地としてあえて本物件をお選びいただけるような新たな付加価値を創出することはできないかと、各セクションで徹底的なリサーチと分析、マーケティングからターゲットユーザーへのクリエイティブ戦略にいたるまでをミーティングし、連日試行錯誤を重ねました。

その結果、1棟あたりの平均敷地面積を57坪以上確保、さらに全棟に専用の一坪農園スペース、敷地内公園、ゲスト専用駐車スペース、ゆとりの敷地を自由に演出できる外構デザインのセレクト、街全体に安心をお届けするタウンセキュリティシステムの導入、夜でも街が暗くならないよう適所にデザイン外灯を設けるなど、さまざまな趣向を凝らすことでとても魅力ある物件となり、住宅購入のハードルは高いとされる中でも本当に待ち望まれていたお客様のニーズにお応えすることができました。

特殊な現場の企画は創業当初より積極的に行ってきましたが、本物件ほど複雑な条件の現場に新たな付加価値の創出を模索し、たくさんのお客様から好評をいただけたことに大きな手ごたえを感じています。

今後も現場の企画力はお客様とアスティークをつなぐ非常に重要な要素として捉え、その強化を進めていきます。

住生活価値の本質を 改めて考えさせられた出来事。

年始よりその他の販売物件も好調の中、この勢いをさらに加速させるべく新たな計画を遂行しようとしていた矢先の震災でした。 この未曾有の出来事ともいえる東日本大震災では、日本国内すべての方々の住生活、経済活動に大きすぎる被害を及ぼしたことは言うまでもなく、特に住まいという、生活の最も基本的な部分に与えた影響は計り知れません。

住宅産業に関わる私たちアスティークができる復興支援活動と平行しすべての進行中の事業計画を見直し、大幅な修正が必要と思われましたが、武蔵野・多摩地区の強固な地盤、昭島市の安全な地下水などにより、建物の安全性や流通・供給においても大きな影響はありませんでした。

今後も積極的・継続的に復興支援に関わりながら進行中のプロジェクトをより安全・円滑に推進し、一人でも多くのお客様の住生活を豊かにできるよう貢献していくことが私たちの役割だと認識しています。

中・長期的な取り組みとしての 具体的な課題。

価値観やライフスタイルの多様化以外にも、環境問題の深刻化や、少子高齢化社会に向けて住宅産業はいよいよ大きな転換期を迎えています。

長らくスクラップ&ビルドという考え方が住宅産業のスタンダードとされてきた時代から、ストック型住宅に代表される建物の継続的な価値向上、またそれらを単なるモノ(ハード面での価値)としてだけでなく、生活や趣味の場など、ソフト面での価値を求められる時代と捉えています。 私たちアスティークも、より
これからの時代に沿った新たな住生活価値を提供できる総合不動産企業として、あらゆるお客様のニーズに深く関わっていきたいと思います。

商品・サービスレベルではリノベーション事業、事業用・収益物件や、オーナー・地主様に向けた資産活用などの事業を関わるすべての人々の心が通う“住生活価値提案”という考え方を基軸に強化、差別化を進めています。また、今のモノあまりの時代、商品・サービスが優れているだけでは、お客様に選んでいただける充分な条件にはなりません。

「アスティークを選んで良かった」「この人に相談して良かった」と心から感じていただけるよう、商品・技術の専門知識以外にもお客様へのマナーや、住生活に関わる様々な研修を定期的に実施するなど、社員品質の向上も引き続き強化しています。 こうすることでお客様の感動満足を追及すると同時に、従業員も同様に満足・成長できる、バランスの良い企業体質を目指しています。

企業の成長は社員の成長なくしては成し得ません。短期的な利益のみでなく、仕事を通じ社員自身が成長を実感し、企業と一緒に更なる成長を目指す。そのサイクルこそが、これからの時代を生き抜いていく上で重要であると考えています。