SMILES

VISION & MESSAGE

Message

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ヤマエグループの「住」を担う
アスティークの活動報告と
今後のビジョンについて

2023年を振り返って

2023年は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類感染症に移行した年でもあり、ここ数年の急激な住宅需要の変化の流れを感じられる一年でした。生活者の消費マインドが「おうち需要」と呼ばれる内向きのものから再び外へ向くことにより、その分が不動産・住宅流通市場へも直結した印象です。
この流れを想定し、2022年から開発を進めていた物件も、早期完売に向けたプロモーション計画を迅速に、そして地道に実施したことで、住宅産業全体が低調傾向にある中、十分な収益構造を維持した状態で2024年を迎えることができました。
一時的な不動産バブルが過ぎたことをはじめ、国内外問わず経済環境も厳しい状況となる中、いよいよ企業やブランドの真価が問われる時代になっていくと捉えています。
今後も企業とそれを形づくる人財、皆さまに選ばれるブランドの成長を目指していきます。

住宅地の写真

株式会社アスティーク 代表取締役 宮谷 祐介

株式会社アスティーク
代表取締役 宮谷 祐介

大型プロジェクトの成功と
人財成長の手応え

社内の大きなトピックスとしては、2022年より販売を開始した立川市最大級となる83棟の分譲プロジェクト、「The Smile Town 立川/幸町」の早期完売の達成が挙げられます。本プロジェクトは過去30年、民間企業における開発規模としては最大級となる大型現場であり、私たちアスティークにとっても創業以来、最も大きなチャレンジでもありました。計画段階から、開発企画、施工、販売に至るまで、協力会社の方々とも綿密な打合せやシミュレーションを重ね、適切な連携・コミュニケーションを取ることで、予想を上回る好評のうちに完売を迎えることができました。
これも協力会社の方々をはじめ、地域社会の皆さまと四半世紀に渡り積み重ねてきた信頼やご期待と、スタッフ全員の努力によるものだと改めて実感した出来事でした。このような大きなプロジェクトを私たちの地元で形に残せたことは、大きな達成感を得られたと同時に、企業としての更なるノウハウ化、チャレンジにつなげていく指標となりました。

また、このような業務を通じ、若手スタッフの目覚ましい成長や新しい可能性に喜びと期待を感じています。日頃のやり取りの中から次世代のスタッフ同士が自発的に課題を見つけ、後輩に向けてより良い環境づくりに取り組んでいる場面を見ることも多くなりました。
今期から強化した新卒採用の実施も、既存の若手スタッフ成長の影響は少なくありません。
彼らの成長を如何にバックアップし、アスティークの目指す価値観や存在意義を、どのように伝え、引き継いでいくかをこれまで以上に考え、実行しています。

打ち合わせ中の写真

プロダクトの進化と
新たな取り組み

2023年秋より、分譲ブランド・スマイルタウンの全棟に太陽光パネルと蓄電池の標準化を実施しました。ヤマエグループのマテリアリティにおいても、脱炭素社会への貢献、リサイクル事業の更なる推進を率先して取り組んでいます。今後も経済価値の向上のみならず、次世代の子どもたちに何を残せるのか、という問いを常に考え、住まいの先にある未来の笑顔の創造を追求していきます。

スマイルタウン全棟に太陽光パネル標準化

一方、注文住宅事業では、具体的な施工技術の向上・拡充や、地元の建築設計事務所とのコラボレーションなど、より個性的で魅力溢れる住まいづくりへのチャレンジも広がっています。こうした「豊かなライフスタイルを楽しむ」ための取り組みも、アスティークの重要な要素として大切にしています。

従業員の写真

社内での取り組みとしては、お客様とのお打合せや施工現場の管理などのDX化を推進しました。これは単なる時短という効果だけを目的とせず、本来求められている我々にしかできないアイデアの創造や、新しく、より高い価値の創出に人と時間を割くためであることは言うまでもなく、すでにその成果が出ています。

グループ会社との連携も年々強化できており、福利厚生をはじめとした社内制度の改善をはじめ、私自身も色々な角度からの新しい刺激やヒントを吸収しています。
先述した人財の採用や成長に直結する企業の強みの仕組み化は、この数年の大きなテーマの一つです。アスティークが目指す真価をより高く持ち、その想いや誇りをスタッフの一人ひとりにも自分事として捉え、行動を変えていくことが、地域社会から永続的に必要とされ、自身の成長にも繋がっていくことだと捉えています。

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